展覧会

2025.10.31(金)〜 11.05(水)

遠藤保子/斉藤直之/服部光代「腐人会展(FUJINKAI TEN)」

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遠藤保子/斉藤直之/服部光代「腐人会展(FUJINKAI TEN)」
遠藤保子/斉藤直之/服部光代「腐人会展(FUJINKAI TEN)」

遠藤保子/斉藤直之/服部光代「腐人会展(FUJINKAI TEN)」

「初恋」というキーワードを出発点に、これまでの制作プロセスから離れたアプローチで、それぞれの恋を見つめ直すというコンセプト。見つめ直して発見した初恋を、三人の腐人が初々しくご提供。観る人が己の初恋にも思いを馳せていただける機会になれば、と思います。

遠藤保子

東京都出身 武蔵野美術大学通信教育課程油絵学科在学中。「共通風景の不在」を出発点に、互いに重ならない認識の差異や、すれ違いの中に見える世界を「境界線」として描き出す。

人が無意識にまとう境界線は、装いであると同時に、見せたくない自分を守る鎧でもある。しかし脳が補正を掛けた世界において共通風景は不在であり、他者から見える自分も、自分が見える景色も、必ずしも皆と一致するわけではない。

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斉藤直之

静岡県出身 武蔵野美術大学通信教育課程油絵学科2025年3月卒業。主な展示に男性ヌードドローイングを200点相当展示した「BODY LANGUAGE展」(platform3/東中野)、Independent Tokyo 2025への出展など。日常風景や男性像をモチーフに、当事者としての視点に注目した作品を技法にとらわれない形式で数多く制作している。主な受賞としてi.m.a展(国際現代美術家協会)優秀賞等。

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服部光代

ファンアートをきっかけに人体表現に惹かれ、男性ヌードのクロッキーを続けてきた。生身の人物を描くときの緊張感と高揚を基盤としながら、最近はクロッキーから更に踏み込んだ表現を探っている。今回の展示は「初恋」が主題であるが、世間で語られるような楽しく甘いイメージには違和感があり、自分にとってそれは苛立ちや反骨心、焦燥、孤独を伴う複雑な感情の記憶である。

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